CISおよび早期RRMS患者への高用量ビタミンD補充、疾患活動性を有意に抑制
【背景】
多発性硬化症(MS)におけるビタミンD欠乏は疾患リスクだが、補充による効果は不明瞭だった。本研究は、MS典型的な臨床的孤立症候群(CIS)患者に対し、高用量コレカルシフェロール単剤療法の疾患活動性抑制効果を検証した。
【結果】
24ヶ月追跡で、ビタミンD群(163例)はプラセボ群(153例)と比較し、疾患活動性(再発および/またはMRI活動性)が有意に低かった(60.3% vs 74.1%、HR 0.66、95%CI 0.50-0.87、p=0.004)。MRI活動性、新規病変、造影病変もビタミンD群で有意に減少したが、臨床再発には有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
CISおよび早期再発寛解型MS患者において、高用量ビタミンD補充が疾患活動性、特にMRI上の病変進行を抑制する可能性が示唆された。現状では標準治療ではないが、今後の治療選択肢として、特に既存治療への追加療法としての高用量ビタミンDの役割について、さらなる検証が期待される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
