頸動脈内膜剥離術中の超音波溶解療法、術後脳虚血イベントと死亡を30日以内に有意に減少

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2025-03-19 | DOI:10.1136/bmj-2024-082750

📄 原題:Sonolysis during carotid endarterectomy: randomised controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 40107675

【背景】

頸動脈内膜剥離術は脳虚血イベント予防に有効ですが、術後の脳虚血性合併症が課題です。低強度超音波による血栓溶解(ソノリシス)が、術後合併症を減らせるか検証するため、本研究が実施されました。

【結果】

ソノリシス群はシャム群と比較し、30日以内の虚血性脳卒中、一過性脳虚血発作、死亡の複合発生率が有意に低かった(2.2% vs 7.6%、リスク差 -5.5%、95%CI -8.3%〜-2.8%、P<0.001)。MRIでの新規虚血性病変も有意に減少(8.5% vs 17.4%、リスク差 -8.9%、95%CI -15%〜-2.8%、P=0.004)。安全性にも問題は認められませんでした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、頸動脈内膜剥離術中に低強度超音波溶解療法を併用することで、術後30日以内の脳虚血イベントと死亡のリスクを安全に低減できる可能性を示唆しました。将来的に、本術式が日本での頸動脈内膜剥離術の標準的な手技の一部として導入され、患者さんの術後予後改善に貢献する可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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