大腸内視鏡検査時のAI支援ポリプ検出システム、ルーチン使用は推奨されず
【背景】
大腸がんは世界的に罹患率・死亡率が高い疾患であり、腺腫性ポリープの検出・切除でリスク軽減が可能です。AIを用いたCADeシステムが内視鏡医を支援しますが、患者にとって重要なアウトカムを考慮したガイドラインは不足していました。
【結果】
44件のRCTとマイクロシミュレーション研究の結果、CADeは内視鏡陽性所見を増加させる可能性がありましたが、10年間の追跡で大腸がん発生率や死亡率、穿孔・出血などの合併症への影響はほとんどないと示唆されました。しかし、患者あたりの内視鏡検査回数は増加する可能性が示されました。
【臨床へのインパクト】
本ガイドラインは、大腸内視鏡検査を受ける成人患者に対し、CADeのルーチン使用を弱く推奨しないとしています。大腸がん発生率や死亡率に対するCADeのベネフィットは不確実であり、検査回数増加などの負担が懸念されるためです。CADeが利用可能な医療現場では、個別の意思決定が適切であるとされています。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
