TAVI時の脳塞栓保護デバイス、ルーチン使用は脳卒中発症率を減らさず
【背景】
経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)は術後脳卒中のリスクが知られています。脳塞栓保護(CEP)デバイスは脳への塞栓を減らし、脳卒中を抑制する可能性が期待されていました。
【結果】
TAVI後72時間以内の脳卒中発症率は、CEP群2.1%に対し対照群2.2%で、有意差はありませんでした(差 -0.02%、95%CI -0.68〜0.63、P=0.94)。死亡率やアクセス部位合併症にも差はなく、CEP群で重篤な有害事象がやや多い傾向でした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、TAVI時の脳塞栓保護デバイスのルーチン使用が、術後72時間以内の脳卒中発症率を低下させないことを示しました。この結果は、日本のTAVI診療において、脳塞栓保護デバイスの全例使用は推奨されない可能性を示唆し、コストや手技の複雑さを考慮すると、その使用は限定的になるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
