米国ICU患者の生命維持装置使用と転帰、パンデミック前後で変化、人工呼吸器は減少傾向
【背景】
米国における集中治療室(ICU)の転帰と生命維持装置の使用状況は、過去10年間でどのように変化したか、特にCOVID-19パンデミックの影響を全国規模で捉えたデータが不足していた。診療の変化を理解するため、その実態を把握する必要があった。
【結果】
米国ICU患者345万人超のデータ解析の結果、パンデミック中の院内死亡率はCOVID陰性患者で調整オッズ比1.3、COVID陽性患者で4.3と上昇したが、2022年半ばにはベースラインに戻った。人工呼吸器の使用率はパンデミック前の23.2%から期間中に25.8%へ増加後、現在は22.0%とパンデミック前より減少。一方、昇圧剤の使用は7.2%から21.6%に増加した。
【臨床へのインパクト】
米国ICUにおける人工呼吸器の使用減少と昇圧剤使用増加は、COVID-19パンデミックが集中治療のプラクティスに与えた影響を示唆している。日本のICUにおいても、同様の傾向が見られる可能性があり、重症患者管理における生命維持装置の選択や治療戦略の変化を検討する上で重要な示唆を与える。特に呼吸管理や循環管理のプロトコル見直しに影響しうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
