既存CAR-T不応リンパ腫に対しIL-18分泌型CAR-T細胞療法が奏効、安全性も既存治療と同等

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2025-05-08 | DOI:10.1056/NEJMoa2408771

📄 原題:Enhanced CAR T-Cell Therapy for Lymphoma after Previous Failure.

🔗 PubMed:PMID: 40334157

【背景】

CD19標的CAR-T細胞療法はB細胞リンパ腫治療を変革したが、多くの患者で長期寛解が得られない。この課題に対し、抗腫瘍活性を高めるIL-18を分泌する強化型CAR-T細胞(huCART19-IL18)が開発された。

【結果】

既存CAR-T不応のリンパ腫患者21人にhuCART19-IL18を投与した。サイトカイン放出症候群は62%(グレード1/2が47%)、神経毒性症候群は14%(全例グレード1/2)で、既存CAR-Tと同程度の安全性だった。3ヶ月時点の奏効率は81%(90%CI 62-93)、完全奏効は52%(90%CI 33-71)と良好な結果が得られた。

【臨床へのインパクト】

本研究は、既存のCD19標的CAR-T細胞療法が不応となったリンパ腫患者に対し、IL-18分泌型CAR-T細胞療法が有望な治療選択肢となる可能性を示唆する。特に、低細胞用量で良好な奏効率を示しており、製造コストや副作用プロファイルの改善に繋がる可能性がある。今後の大規模研究で有効性と安全性が確認されれば、治療困難なリンパ腫患者の診療フローを大きく変える可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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