降圧薬の服用時間、心血管イベント抑制効果なし、安全性も差なし
【背景】
降圧薬の夜間服用が心血管リスクを減らすか不明で、大規模試験の結果も一貫していなかった。夜間服用による緑内障や低血圧性虚血性有害事象の懸念もあったため、服用時間の影響を検証した。
【結果】
高血圧患者3357例を対象に、降圧薬の夜間服用群と朝服用群で主要心血管イベントと死亡を比較。中央値4.6年の追跡で、主要複合アウトカム発生率は夜間群2.3/100人年、朝群2.4/100人年(調整ハザード比0.96、95%CI 0.77-1.19、p=0.70)で差はなかった。安全性アウトカムにも差はなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、降圧薬の夜間服用が心血管イベントや死亡リスクを減らさないことを示し、緑内障や転倒、認知機能への悪影響も認められなかった。これにより、降圧薬の服用時間は患者の好みで決定して良いというエビデンスが提供され、日本の臨床現場でも患者の服薬アドヒアランス向上を優先した柔軟な処方選択が可能となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
