FUS-ALSに対する核酸医薬ジャシフセン、安全性と有効性を示唆、機能回復例も
【背景】
FUS遺伝子の病原性変異はFUS-ALSを引き起こし、機能獲得が病態に関与すると考えられています。ジャシフセンはFUS pre-mRNAを標的とするアンチセンスオリゴヌクレオチドで、マウスモデルで神経変性を遅らせ、ヒト初回試験で機能低下を遅らせる可能性が示唆されました。本研究ではFUS-ALS治療薬としてのジャシフセンのさらなる評価を目指しました。
【結果】
12名のFUS-ALS患者を対象とした拡大アクセスプログラムで、ジャシフセンの安全性と有効性が示唆されました。治療6ヶ月後、脳脊髄液中のNfL濃度は最大82.8%減少しました。ほとんどの患者でALSFRS-Rによる機能低下が継続したものの、1例で10ヶ月後に客観的な機能回復が見られ、別の1例は無症状を維持し、筋電図異常の改善が確認されました。
【臨床へのインパクト】
FUS-ALSは進行性の難病であり、有効な治療選択肢が限られています。本研究でジャシフセンがFUS-ALS患者の脳脊髄液NfLを減少させ、一部で機能回復や症状安定化をもたらしたことは、FUS-ALSの病態修飾薬として期待されます。現在進行中の臨床試験の結果次第では、将来的にFUS-ALSの診療フローに新たな治療選択肢として組み込まれる可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
