PCI後DAPT中止患者、長期P2Y12阻害薬単剤療法はアスピリン単剤よりMACCE抑制、出血リスク増なし
【背景】
経皮的冠動脈インターベンション(PCI)後の二剤抗血小板療法(DAPT)終了患者において、その後の単剤療法としてP2Y12阻害薬とアスピリンのどちらが長期的な虚血イベント予防に優れるか、出血リスクとのバランスを含め明確なエビデンスが不足していた。
【結果】
PCI後DAPT中止患者16,117例を中央値1351日追跡した結果、P2Y12阻害薬単剤群はアスピリン単剤群と比較し、主要有害心脳血管イベント(MACCE)リスクが有意に低かった(ハザード比 0.77, 95%CI 0.67-0.89, P<0.001)。大出血リスクに有意差はなかった(ハザード比 1.26, 95%CI 0.78-2.04, P=0.35)。
【臨床へのインパクト】
PCI後DAPTを完了した患者に対し、その後の単剤療法としてアスピリンではなくP2Y12阻害薬(チカグレロルまたはクロピドグレル)を選択することで、心筋梗塞や脳卒中を含むMACCEを長期的に抑制できる可能性が示唆された。大出血リスクを増やすことなく虚血イベントを減らせるため、今後の二次予防戦略に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
