重症患者への高蛋白経腸栄養、入院不要生存日数増加せず
【背景】
重症患者に対する経腸栄養での蛋白増量については、ガイドラインで推奨されるものの、患者アウトカムへの影響は不確かでした。本研究は、蛋白増量が退院後90日までの入院不要生存日数を増やすか検証しました。
【結果】
3397名の重症患者を対象に、高蛋白群と通常蛋白群を比較しました。主要評価項目である90日時点での入院不要生存日数中央値は、高蛋白群62日、通常蛋白群64日であり、群間差は-1.97日(95%CI -7.24〜3.30日、p=0.46)と有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、重症患者に対し経腸栄養で蛋白量を増やすことが、90日時点での入院不要生存日数を改善しないことを示唆しています。現在のガイドライン推奨とは異なり、蛋白増量によるアウトカム改善効果は期待できない可能性があり、今後の経腸栄養管理戦略に再考を促す可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
