英国の診療報酬連動型プログラム、導入1年で質向上も3年で効果減、中止で質低下

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2025-06-25 | DOI:10.1136/bmj-2024-083424

📄 原題:Effect of UK Quality and Outcomes Framework pay-for-performance programme on quality of primary care: systematic review with quantitative synthesis.

🔗 PubMed:PMID: 40562441

【背景】

英国の診療報酬連動型プログラム(QOF)は、プライマリケアの質向上を目的として導入されました。本研究は、QOFのインセンティブ導入と中止が、ケアの質に与える影響を系統的にレビューし、その効果を定量的に評価することを目的としました。

【結果】

インセンティブ導入後1年でケアの質は改善しました(83指標で中央値6.1%ポイント増加)。しかし3年後には効果が不均一でした(72指標で中央値0.7%ポイント増加)。インセンティブ中止後にはケアの質が低下しました(1年後31指標で中央値-10.7%ポイント、3年後31指標で中央値-12.8%ポイント)。

【臨床へのインパクト】

診療報酬連動型プログラムは、短期的にはケアの質向上に寄与する可能性がありますが、長期的な効果は限定的で、インセンティブがなくなると質が低下する恐れがあることを示唆しています。特に糖尿病足病変スクリーニングのような複雑なプロセスでは、インセンティブの有無が大きく影響する可能性があり、持続的な質向上にはインセンティブ以外の介入も重要となるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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