非浸潤性乳管がん(DCIS)初回手術なし患者の8年後浸潤がん発生率

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2025-07-08 | DOI:10.1136/bmj-2024-083542

📄 原題:Cancer outcomes in women without upfront surgery for ductal carcinoma in situ: observational cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 40628457

【背景】

DCISは手術が標準治療ですが、一部のDCISは浸潤がんにならないため、初回手術をしない場合のその後の浸潤がん発生リスクや乳がん死亡リスクは不明でした。本研究は、初回手術を受けなかったDCIS患者の予後を明らかにすることを目的としています。

【結果】

DCIS診断後6ヶ月以内に手術を受けなかった1780人の女性を対象に、中央値53.3ヶ月追跡した結果、同側浸潤性乳がんの8年累積発生率は10.7%(95%CI 8.4-12.8%)でした。乳がんによる死亡は29人(1.6%)で、8年乳がん特異的生存率は96.4%(95%CI 95.0-97.9%)でした。

【臨床へのインパクト】

DCISと診断され初回手術を受けなかった場合、8年後に同側浸潤がんが発生するリスクは8-14%であることが示されました。この結果は、DCIS患者の治療方針を決定する上で、リスク層別化ツールを用いた個別化医療と患者との共有意思決定の重要性を示唆します。今後の日本の診療ガイドラインや患者説明に影響を与える可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

上部へスクロール