閉経後ER陽性早期乳がん、5年以上のホルモン療法後さらにAIを延長する効果
【背景】
閉経後ER陽性早期乳がん患者では、5年間のタモキシフェンやアロマターゼ阻害薬(AIT)による術後補助療法が再発・死亡を減少させます。しかし、5年以上ホルモン療法を継続した後に、さらにAITを延長することの有効性は不明でした。
【結果】
5年以上のホルモン療法を完了した女性22,031人を対象とした12試験のメタ解析の結果、AITをさらに5年間延長することで、再発率が27%減少しました(RR 0.73 [95% CI 0.67-0.80], p<0.0001)。特にリンパ節転移陽性例で絶対的な再発減少効果が大きく、骨折リスクは増加しました(RR 1.35 [1.13-1.61], p=0.0009)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、閉経後ER陽性早期乳がん患者において、5年以上のホルモン療法後もAITをさらに5年間延長することで、その後の遠隔再発率を約4分の1減少させる可能性を示唆しています。特にリンパ節転移陽性患者では再発抑制効果が大きいと推測され、治療期間の個別化を検討する際の重要な情報となり得ます。ただし、骨折リスク増加も考慮し、患者との十分な情報共有と意思決定支援が重要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
