局所進行性鼻咽頭癌に対するトリパリマブ併用療法、シスプラチン同時併用なしでも非劣性
【背景】
局所進行性鼻咽頭癌(NPC)の標準治療はシスプラチン同時併用化学放射線療法だが、毒性が高い。PD-1阻害薬トリパリマブ併用下で、この毒性の高いシスプラチン同時併用を省略できるか検討された。
【結果】
シスプラチン同時併用省略群の3年無病生存率は88.3%で、標準治療群の87.6%に対し非劣性(差0.7%、95%CI下限-3.9%、p=0.002)。また、全グレードの嘔吐発生率はシスプラチン同時併用省略群で26.2%と、標準治療群の59.8%より有意に低かった(差33.6%、p<0.001)。
【臨床へのインパクト】
局所進行性鼻咽頭癌において、トリパリマブ併用療法中にシスプラチン同時併用を省略しても、無病生存率が維持され、かつ嘔吐などの有害事象が大幅に軽減される可能性が示された。日本の臨床現場において、患者のQOL向上と治療継続性の改善に寄与し、治療プロトコルの見直しにつながる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
