間欠性跛行への下肢血管内治療、パクリタキセル製剤はQOL改善せず、5年死亡率上昇の可能性
【背景】
末梢動脈疾患に対する下肢血行再建術後の再狭窄抑制に薬剤溶出性デバイスが広く使われるが、患者中心のアウトカムへの影響は不明。間欠性跛行患者の下肢血管内治療におけるパクリタキセル製剤の効果を評価した。
【結果】
パクリタキセル製剤群と非コーティング群で1年後のQOL(VascuQoL-6スコア)に差はなかった(平均差 -0.02, 95% CI -0.66 to 0.62; p=0.96)。総追跡期間中の全死亡率に差はなかったが(HR 1.18, 95% CI 0.94-1.48; p=0.16)、5年死亡率はパクリタキセル製剤群で有意に高かった(HR 1.47, 95% CI 1.09-1.98; p=0.010)。
【臨床へのインパクト】
間欠性跛行(Rutherfordステージ1-3)患者への下肢血管内治療において、パクリタキセル製剤は1年後の疾患特異的QOLを改善せず、5年死亡率を上昇させる可能性が示唆された。この結果は、この患者集団におけるパクリタキセル製剤のルーチン使用を支持しない。日本の臨床現場でも、パクリタキセル製剤の使用の再検討が必要となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
