PI3K経路変異大腸がん患者に低用量アスピリン、再発抑制効果を検証

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2025-09-18 | DOI:10.1056/NEJMoa2504650

📄 原題:Low-Dose Aspirin for PI3K-Altered Localized Colorectal Cancer.

🔗 PubMed:PMID: 40961426

【背景】

アスピリンは大腸腺腫や大腸がんの発生を減らす一方、診断後の無病生存期間改善も示唆されている。特にPIK3CA変異腫瘍で効果が期待されるが、ランダム化比較試験のデータは不足していた。

【結果】

PIK3CAエクソン9または20のホットスポット変異患者において、アスピリン群の3年累積再発率は7.7%、プラセボ群は14.1%(ハザード比0.49、95%CI 0.24-0.98、P=0.04)と有意に低かった。PI3K経路の他の変異患者でも同様の傾向が見られた。

【臨床へのインパクト】

本研究は、PI3K経路変異を有するステージI-III大腸がん患者に対する低用量アスピリンの再発抑制効果を初めてランダム化比較試験で示した。PI3K経路変異の有無がアスピリン治療の適応を判断するバイオマーカーとなる可能性があり、今後の大腸がん治療ガイドラインに影響を与える可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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