未治療マントル細胞リンパ腫高齢患者の一次治療におけるイブルチニブ+リツキシマブと免疫化学療法の比較試験

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2025-10-25 | DOI:10.1016/S0140-6736(25)01432-1

📄 原題:Ibrutinib and rituximab versus immunochemotherapy in patients with previously untreated mantle cell lymphoma (ENRICH): a randomised, open-label, phase 2/3 superiority trial.

🔗 PubMed:PMID: 41052510

【背景】

未治療マントル細胞リンパ腫の一次治療として、免疫化学療法へのイブルチニブ追加は無増悪生存期間を延長します。本研究は、60歳以上の未治療マントル細胞リンパ腫患者において、化学療法を含まないイブルチニブとリツキシマブ併用療法と標準免疫化学療法を比較しました。

【結果】

追跡期間中央値47.9ヶ月で、イブルチニブ+リツキシマブ群は免疫化学療法群と比較して無増悪生存期間が有意に優れていました(調整ハザード比 0.69、95%CI 0.52-0.90、p=0.0034)。R-CHOPを選択した患者ではハザード比0.37(0.22-0.62)、ベンダムスチン+リツキシマブでは0.91(0.66-1.25)でした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、未治療マントル細胞リンパ腫において、イブルチニブ+リツキシマブが免疫化学療法と比較して無増悪生存期間を改善することを示した初のランダム化試験です。この結果は、高齢の未治療マントル細胞リンパ腫患者に対する一次治療の新たな標準治療選択肢として、イブルチニブ+リツキシマブを考慮すべきであることを示唆しています。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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