デング熱など蚊媒介感染症予防、家屋内の重点殺虫剤散布は有効か、メキシコでの大規模RCT
【背景】
ネッタイシマカが媒介するデング熱などの感染症は公衆衛生上の課題。家屋内の壁や家具下など、蚊がよく休止する場所に殺虫剤を重点的に散布する手法(TIRS)が、これらの疾患予防に有効か検証された。
【結果】
TIRS群では蚊の屋内密度が対照群より59%(95%CI 51~65)低かった。しかし、主要評価項目である検査確定有症候性蚊媒介感染症の累積発生率は、TIRS群で有意な低下は認められなかった(ITT解析での有効性3.9%、95%CI -28.1~26.7)。
【臨床へのインパクト】
屋内での蚊密度は低下したものの、TIRSはデング熱などの蚊媒介感染症の予防効果を臨床的に有意に改善しない可能性が示唆された。現行の公衆衛生対策にTIRSを追加導入しても、感染症発生率の低下には繋がりにくいと考えられ、新たな感染症対策の検討が必要となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
