未治療HER2陽性進行尿路上皮癌に抗HER2-ADCとPD-1抗体併用が化学療法を凌駕
【背景】
HER2発現進行尿路上皮癌に対し、抗HER2抗体薬物複合体単剤療法は有望な結果を示している。さらに、抗HER2抗体薬物複合体とPD-1阻害薬の併用療法も有効性が示唆されており、未治療患者に対する有効性と安全性を検証する目的で本研究が実施された。
【結果】
未治療HER2発現進行尿路上皮癌患者において、disitamab vedotinとtoripalimab併用群は化学療法群と比較して、無増悪生存期間中央値が13.1ヶ月 vs 6.5ヶ月(ハザード比0.36、95%CI 0.28-0.46、p<0.001)、全生存期間中央値が31.5ヶ月 vs 16.9ヶ月(ハザード比0.54、95%CI 0.41-0.73、p<0.001)と有意に延長した。奏効率も併用群で76.1%と化学療法群の50.2%を上回った。
【臨床へのインパクト】
未治療のHER2発現局所進行または転移性尿路上皮癌患者に対し、disitamab vedotinとtoripalimabの併用療法は、既存の化学療法と比較して、無増悪生存期間と全生存期間を大幅に延長し、奏効率も向上させ、安全性プロファイルも良好であった。この結果は、HER2発現尿路上皮癌の一次治療として、新たな治療選択肢となる可能性を示唆しており、今後の診療ガイドラインに影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
