重度代謝性アシドーシスと急性腎障害への重炭酸ナトリウム投与、死亡率に影響なし
【背景】
重度代謝性アシドーシスと中等度から重度の急性腎障害を合併する患者における重炭酸ナトリウム輸液の効果は不明でした。本研究は、この集団における90日全死亡率への影響を検証しました。
【結果】
重炭酸ナトリウム群314例と対照群313例を解析しました。90日全死亡率は、重炭酸ナトリウム群62.1%、対照群61.7%でした(絶対差0.4%、95%CI -7.2〜8.0%、P=0.91)。腎代替療法は重炭酸ナトリウム群で有意に少なかったです(35% vs 50%)。
【臨床へのインパクト】
重度代謝性アシドーシスと中等度から重度の急性腎障害を呈する患者に対し、重炭酸ナトリウム輸液は死亡率を改善しないことが示されました。腎代替療法の使用を減らす可能性は示唆されたものの、死亡率への影響がないため、ルーチンでの重炭酸ナトリウム投与の推奨は困難と考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
