変性半月板損傷による膝痛、理学療法やSMSは自宅運動単独より優位性なし
【背景】
変性半月板損傷に伴う膝痛に対し理学療法がルーチンで推奨されるが、その有効性は確立されていなかった。本研究は、自宅運動プログラムに理学療法や運動継続を促すSMSを追加することの有効性を検証した。
【結果】
879名が登録され、主要評価項目である3ヶ月後のKOOS疼痛スコア変化は、自宅運動単独群と標準理学療法+SMS+自宅運動群の差は2.5点(98.3%CI、-1.3〜6.2)であり、有意な差は認められなかった。SMS追加やシャム理学療法追加も優位性はなかった。
【臨床へのインパクト】
変性半月板損傷による膝痛患者において、自宅運動プログラム単独と比較して、運動継続を促すSMSや標準理学療法を追加しても疼痛軽減効果に優位性は認められなかった。これは、理学療法士による介入やSMSによる動機付けが、自宅での運動指導単独よりも優れているという従来の考え方に疑問を投げかける可能性があり、今後の診療ガイドラインや患者指導に影響を与えるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
