腎不全・心血管疾患リスク予測は尿中アルブミン/クレアチニン比が尿蛋白/クレアチニン比より優れるか
【背景】
慢性腎臓病の診断・モニタリングには尿中アルブミン/クレアチニン比(UACR)と尿蛋白/クレアチニン比(UPCR)の両方が用いられます。どちらが臨床転帰との関連が強いか、また患者背景によって異なるかは不明でした。
【結果】
腎不全イベントはUACRの方がUPCRよりも関連が強く、SD増加あたりの調整ハザード比はUACRで2.55(95%CI 2.36-2.74)、UPCRで2.40(95%CI 2.28-2.53)でした(比較のP<0.001)。心血管イベントとの関連は概ね同等でしたが、UACRが中等度から重度に上昇しているサブグループではUACRが優れていました。
【臨床へのインパクト】
この結果は、腎不全リスクの診断と層別化において、UPCRよりもUACRの使用を支持するものです。特にUACR高値の患者では、UACRが腎不全リスクをより正確に評価できる可能性を示唆しており、日本の臨床現場での慢性腎臓病のスクリーニングや進行度評価の標準検査としてUACRの重要性が再確認されるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
