ニパウイルスワクチン(HeV-sG-V)の第1相試験、安全性と免疫原性を評価
【背景】
死亡率40〜75%と高いニパウイルス感染症は南アジアで毎年流行している。ヘンドラウイルスとニパウイルスのG糖タンパク質の類似性から、ヘンドラウイルスワクチン(HeV-sG-V)がニパウイルスにも交差防御免疫をもたらすか評価された。
【結果】
192名が登録され、主な有害事象は軽度から中等度の注射部位疼痛だった。重篤な有害事象は報告されなかった。ワクチンは用量依存的な免疫応答を示し、1回接種では不十分だったが、100μgを28日間隔で2回接種した群で最も高い中和抗体価(NiVBで1485.6、NiVMで2581.9)が確認された。
【臨床へのインパクト】
ニパウイルスワクチン候補HeV-sG-Vは忍容性のある安全性プロファイルを示し、2回接種により1ヶ月以内に抗体を誘導し、持続性も期待できる。この結果は、ニパウイルス感染症のアウトブレイク制御や予防的介入の選択肢として、将来的に日本の臨床現場にも影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

