大麻販売店への近接が救急受診増加と関連、合法化後のカナダでの実態
【背景】
カナダは2018年に非医療用大麻を合法化し、商業小売市場を初めて認めた。他の合法物質では販売店の密度制限が使用や有害事象の減少と関連するが、大麻における同様の関連は不明であったため、本研究が実施された。
【結果】
大麻販売店に近接した地域では、販売店開設後も大麻関連救急受診率が横ばいであったのに対し、近接しない地域では減少した。結果として、販売店に近接した地域では、近接しない地域と比較して月間10万人あたり1.30件(95%CI: 0.51〜2.09, P<0.001)の受診増加が認められた。これは月間受診率の相対的な12%(CI: 6%〜19%)増加に相当する。
【臨床へのインパクト】
本研究は、大麻の合法化を検討している国や地域において、販売店の設置場所の制限、密度規制、総店舗数の制限が公衆衛生上の利益をもたらす可能性を示唆している。日本において大麻が合法化されるような事態が生じた場合、販売店の設置基準が大麻関連の健康被害に影響を及ぼす可能性があり、臨床医は救急外来での大麻関連受診増加に備える必要があるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
