経口モズノデンビル、ヒト感染モデルでデングウイルスRNA量を有意に抑制
【背景】
世界人口の約半数がデング熱のリスクに晒されており、現在、デング熱に対する抗ウイルス薬による予防や治療の選択肢は存在しない。この臨床的ニーズに応えるため、経口抗ウイルス薬モズノデンビルの予防効果が検討された。
【結果】
高用量モズノデンビル群では、デングウイルス3型(DENV-3)感染の兆候がない参加者の割合が60%(10人中6人)であり、プラセボ群の0%(7人中0人)と比較して有意に高かった。主要評価項目であるDENV-3 RNA負荷(log10 AUCD1-29)は、高用量モズノデンビル群でプラセボ群より有意に低かった(両側P<0.001)。重篤な有害事象は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
この研究は、経口モズノデンビルが高用量でデングウイルスのRNA量を抑制し、デング熱の予防薬として有望であることを示唆する。今後、デング熱流行地域への渡航者や医療従事者など、高リスク集団における予防薬としての実用化が期待される。ただし、本研究はヒト感染モデルでの小規模な試験であり、実際の臨床現場での効果や安全性については、さらなる大規模な臨床試験での検証が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
