小児筋骨格系損傷の痛み、イブプロフェン単剤で十分?アセトアミノフェンやオピオイド併用効果を検証
【背景】
筋骨格系疼痛の第一選択はイブプロフェンだが、小児の約2/3で鎮痛が不十分。中等度から重度の疼痛に対し、アセトアミノフェンやオピオイドの追加が有効かは不明であった。
【結果】
イブプロフェン単独群と比較し、60分後の疼痛スコア(vNRS)は、イブプロフェン+アセトアミノフェン群、イブプロフェン+ヒドロモルフォン群のいずれも有意差なし(P=0.78)。イブプロフェン単独群の平均vNRSは4.6、ヒドロモルフォン併用群で4.8、アセトアミノフェン併用群で4.6であった。
【臨床へのインパクト】
小児の急性筋骨格系損傷において、イブプロフェン単独で十分な鎮痛が得られずとも、アセトアミノフェンやヒドロモルフォンを追加しても60分時点での疼痛改善効果は認められなかった。特にヒドロモルフォンは有害事象が約4倍と多く、併用を再考する根拠となる。まずはイブプロフェン単独での治療を推奨する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
