治療抵抗性自己免疫性溶血性貧血に対するCD19 CAR-T細胞療法、全例で寛解を達成
【背景】
自己免疫性溶血性貧血(AIHA)は自己反応性B細胞の持続により再発リスクが高い。多剤抵抗性AIHAは3ライン以上の治療に反応しない病態で、B細胞を強力に除去するCD19 CAR-T細胞療法が、薬剤フリー寛解の新たな選択肢となりうるか検討された。
【結果】
多剤抵抗性AIHA患者11例にCD19 CAR-T細胞を単回投与した。全例で完全奏功を達成し、奏功までの期間中央値は45日(21~153日)だった。薬剤フリー寛解期間の中央値は11.5ヶ月(6.8~21.0ヶ月)であった。サイトカイン放出症候群は9例でGrade 1または2、神経毒性症候群は1例でGrade 1と、安全性は許容範囲内であった。
【臨床へのインパクト】
多剤抵抗性AIHAは既存治療では寛解導入が困難な難治性疾患であり、本研究でCD19 CAR-T細胞療法が全例で完全奏功を達成し、かつ薬剤フリー寛解が持続したことは画期的な結果である。重篤な有害事象が少なく、将来的に本療法がAIHA治療の新たな選択肢として導入されれば、治療困難な患者の予後改善に大きく貢献する可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
