高齢者術後せん妄予防薬の有効性を網羅的に解析、デクスメデトミジンが有力

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2026-02-12 | DOI:10.1136/bmj-2025-085539

📄 原題:Effectiveness of drug interventions to prevent delirium after surgery for older adults: systematic review and network meta-analysis of randomised controlled trials.

🔗 PubMed:PMID: 41690769

【背景】

高齢者の術後せん妄は予後悪化につながる合併症ですが、その予防に有効な薬剤は多岐にわたり、どれが最も効果的か不明でした。本研究は、高齢者の術後せん妄予防に有効な薬剤を特定し、その効果を評価することを目的としました。

【結果】

52種類の薬剤介入を比較した158件のRCT、41,084人の参加者を解析しました。デクスメデトミジン(オッズ比0.46, 95%CI 0.36-0.57)、コルチコステロイド、メラトニン受容体作動薬などがせん妄予防に有効でした。コルチコステロイドはせん妄の重症度も軽減しましたが、多くの薬剤は入院期間や死亡率、認知機能には影響しませんでした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、高齢者の術後せん妄予防におけるデクスメデトミジンの有効性を強く支持するものであり、臨床現場での使用を後押しする可能性があります。コルチコステロイド、メラトニン受容体作動薬なども有効な選択肢として考慮され、術後せん妄のリスクが高い患者への予防的介入の選択肢が広がるかもしれません。ただし、エビデンスの質が低いものもあるため、今後のさらなる検証が望まれます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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