メトホルミンとウルソ、コロナ後遺症(PASC)に有効性なし、韓国RCT
【背景】
SARS-CoV-2感染後の急性期後遺症(PASC)は公衆衛生上の大きな課題ですが、確立された治療法がありません。本研究は、PASC症状改善におけるメトホルミンとウルソデオキシコール酸(UDCA)の有効性を評価しました。
【結果】
396名のPASC患者を対象としたランダム化比較試験の結果、8週時点でのPASC回復率はメトホルミン群63.6%、UDCA群68.2%、プラセボ群68.2%でした。PASCスコアの平均変化量も、メトホルミン群-10.05(95%CI, -11.35〜-8.76)、UDCA群-10.62(95%CI, -11.79〜-9.45)、プラセボ群-10.43(95%CI, -11.69〜-9.18)と、有意な差は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、2週間のメトホルミンまたはUDCA投与がPASCの回復を有意に改善しないことを示しました。これにより、PASCに対するこれらの薬剤の処方は推奨されず、日本の臨床現場ではPASC治療として安易な処方を避けるべきです。より重度または持続性のLong COVID患者には一般化できない可能性も考慮し、今後の治療戦略の検討が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
