小児がんの5年生存率、WHO目標達成に近づくも高所得国と低中所得国で格差
【背景】
CONCORDはがん生存率の世界的な公衆衛生プログラムである。CONCORD-4では初めて小児がんも対象とした。WHOの小児がん世界イニシアチブ(GICC)は、2030年までに小児がん全体の5年生存率を世界で60%に到達させる目標を設定しており、本研究はこの目標への進捗を評価した。
【結果】
68カ国307のがん登録から613,021人の小児がん患者データを解析した。2015-19年診断の小児がん全体の5年Cancer Survival Index(CSI)は、高所得国の多くで80%超、上位中所得国で60-80%、下位中所得国5カ国で50-60%であった。ほとんどの国でCSIは1990年から2019年の間に増加した。
【臨床へのインパクト】
新たに開発されたCSIは、年齢・性別・サブタイプで標準化されており、小児がん全体の生存率トレンドを国際的に比較する有用なツールとなる。多くの高所得国や中所得国では、2030年までのWHO目標である5年生存率60%にすでに到達、またはそれに近い状況であり、この目標は十分に野心的ではない可能性が示唆された。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
