中間狭窄病変のPCI戦略:冠動脈造影FFRはプレッシャーワイヤーFFRに劣らず

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2026-03-29 | DOI:10.1056/NEJMoa2600949

📄 原題:Angiography-Derived Fractional Flow Reserve to Guide PCI.

🔗 PubMed:PMID: 41910384

【背景】

冠動脈中間狭窄病変に対するPCIの要否判断に、プレッシャーワイヤーを用いたFFR測定は臨床転帰を改善するが、その普及は低い。冠動脈造影画像から算出するFFR(FFRangio)は、プレッシャーワイヤーFFRと良好な相関を示すが、臨床転帰への影響は不明であった。

【結果】

中間狭窄病変を有する1930例を対象に、FFRangio群とプレッシャーワイヤー群で比較。1年後の主要複合エンドポイント(死亡、心筋梗塞、計画外の冠血行再建)発生率は、FFRangio群6.9%、プレッシャーワイヤー群7.1%であり、FFRangio群の非劣性が示された(HR 0.98, 95%CI 0.70-1.39, 差 -0.2%、非劣性P<0.001)。

【臨床へのインパクト】

プレッシャーワイヤーが不要なFFRangioは、PCIの要否判断を簡便化し、手技時間の短縮やコスト削減に繋がる可能性がある。本研究結果は、FFRangioがプレッシャーワイヤーFFRと同等の臨床転帰をもたらすことを示唆しており、中間狭窄病変に対するPCI戦略の選択肢を広げ、より多くの施設での生理学的評価導入を促進する可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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