左主幹部病変へのPCIとCABG、10年全死亡率に差なし、NOBLE試験最終報告

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2026-04-04 | DOI:10.1016/S0140-6736(26)00205-9

📄 原題:Percutaneous coronary intervention versus coronary artery bypass grafting for unprotected left main stenosis: 10-year final results from the randomised, open-label, non-inferiority NOBLE trial.

🔗 PubMed:PMID: 41936368

【背景】

保護されていない左主幹部病変に対し、これまでCABGがPCIより推奨されてきた。しかし、新しい世代の薬剤溶出ステントを用いたPCIとCABGの長期成績を比較したデータは不足しており、本研究でその比較を行った。

【結果】

1201例をPCI群(598例)とCABG群(603例)に無作為に割り付け、10年間の全死亡率を比較した。PCI群で136例(23%)、CABG群で145例(25%)が死亡し、両群間に有意差は認められなかった(ハザード比 0.93 [95% CI 0.74-1.18]; p=0.56)。

【臨床へのインパクト】

本研究は、複雑な病変を伴わない保護されていない左主幹部病変患者において、PCIがCABGと同等の安全性を示すことを10年間の追跡で示した。これにより、ハートチームは患者中心の個別化された治療戦略を策定する上で、PCIもCABGと同様に有効な選択肢として考慮できるようになるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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