慢性片頭痛の薬物予防療法、CGRP関連薬は有効か?RCTのシステマティックレビュー

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2026-05-05 | DOI:10.7326/ANNALS-25-02221

📄 原題:Effectiveness and Tolerability of Pharmacologic Prophylaxis for Chronic Migraine : A Systematic Review of Randomized Controlled Trials.

🔗 PubMed:PMID: 42081823

【背景】

片頭痛が月に15日以上発生する場合、慢性片頭痛と診断される。近年、新しい予防薬が利用可能になったが、その有効性と忍容性については包括的な評価が必要とされていた。本研究は、慢性片頭痛に対する薬物予防療法の有効性と忍容性を検証した。

【結果】

43件のRCT(14,725名)を解析した。エプチネズマブ、エレヌマブ、フレマネズマブ、ガルカネズマブ、アトゲパントは、月間片頭痛日数をプラセボと比較して約2日減少させた(例: エプチネズマブ 平均差 -2.34日 [95%CI, -2.76〜-1.92])。ボツリヌス毒素はわずかに減少させる可能性があり、リメゲパントは効果がない可能性が高い。

【臨床へのインパクト】

本研究は、CGRP関連薬(エプチネズマブ、エレヌマブ、フレマネズマブ、ガルカネズマブ、アトゲパント)が慢性片頭痛の予防に有効である可能性が高いことを示唆している。これにより、これらの薬剤が慢性片頭痛患者の治療選択肢としてより強く推奨される可能性がある。一方で、ボツリヌス毒素は有害事象による中止が増加する可能性があり、その使用には注意が必要となる。トピラマート、バルプロ酸、プロプラノロールに関するエビデンスは限定的である。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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