脳梗塞発症4.5〜24時間、EVT前のテネクテプラーゼ静注は転帰改善せず
【背景】
虚血性脳卒中発症後4.5〜24時間の後期時間窓において、血管内治療(EVT)前のテネクテプラーゼ静注が患者の障害軽減に寄与するかは不明であり、その有効性と安全性を検証する目的で本研究が実施された。
【結果】
EVT単独群と比較し、EVT前テネクテプラーゼ静注群では90日後の機能的自立(mRS 0-2)の達成率に有意差はなかった(調整相対リスク 1.01, 95%CI 0.83-1.24, p=0.89)。症候性頭蓋内出血はテネクテプラーゼ群で5.1%、EVT単独群で2.6%であった。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、発症4.5〜24時間の中大脳動脈近位部閉塞による虚血性脳卒中患者に対し、EVT前にテネクテプラーゼを静注しても、EVT単独の場合と比較して臨床転帰の改善は期待できないことを示唆する。この結果は、後期時間窓における脳梗塞治療戦略において、テネクテプラーゼの追加投与の必要性を再検討する根拠となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
