フィネレノンは多様な慢性腎臓病患者の腎・心血管イベントを抑制する

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2026-06-05 | DOI:10.1016/S0140-6736(26)01009-3

📄 原題:Efficacy and safety of finerenone in patients with chronic kidney disease: an individual participant data pooled analysis (INFINITY).

🔗 PubMed:PMID: 42248158

【背景】

慢性腎臓病(CKD)の進行には鉱質コルチコイド受容体の過剰活性化が関与する。非ステロイド型選択的鉱質コルチコイド受容体拮抗薬であるフィネレノンは、2型糖尿病性CKD患者で腎・心血管ベネフィットを示すが、その効果がCKD病因や血糖値、eGFR、アルブミン尿のレベルによらず一貫しているかは不明であった。

【結果】

14574例のCKD患者を対象とした3つの大規模試験の統合解析で、フィネレノンはプラセボと比較し、主要腎アウトカム(腎不全またはeGFR 57%以上の持続的低下)のリスクを24%低減した(ハザード比 0.76 [95% CI 0.68-0.86])。主要心血管アウトカム(心不全入院または心血管死)のリスクも20%低減した(0.80 [0.70-0.91])。

【臨床へのインパクト】

本研究は、フィネレノンが糖尿病の有無、CKDの原因、ベースラインのeGFRやアルブミン尿の程度、SGLT2阻害薬の使用に関わらず、CKD進行、心不全入院、心血管死、全死亡のリスクを低減することを示した。これにより、フィネレノンは広範なCKD患者に対する基礎治療薬として位置づけられる可能性があり、今後の診療ガイドラインに影響を与えるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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