心停止後意識不明患者への酸素投与、控えめと通常で神経学的予後に差なし
【背景】
心停止後の蘇生で意識不明の患者において、過剰な酸素曝露を制限することで、良好な神経学的予後での生存率が向上する可能性が示唆されていた。この仮説を検証するため、本研究が実施された。
【結果】
心停止後意識不明で人工呼吸器管理中の患者1840名を対象に、控えめな酸素療法群(SpO2上限95%)と通常の酸素療法群(SpO2上限なし)を比較。180日時点での良好な神経学的予後での生存率は、控えめ群38.2%、通常群39.7%であり、両群間に有意差は認められなかった(相対リスク0.97、95%CI 0.87-1.09、P=0.65)。有害事象の報告はなかった。
【臨床へのインパクト】
心停止後の意識不明患者に対する酸素投与において、SpO2上限を95%に設定する控えめな管理は、上限を設けない通常の管理と比較して、神経学的予後を改善しないことが示された。現状の診療ガイドラインにおける酸素管理戦略を大きく変更する必要性はない可能性が高い。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

