ショックを伴う代謝性アシドーシス重症患者への炭酸水素ナトリウム投与、腎イベント抑制効果なし
【背景】
重症患者の代謝性アシドーシスは臓器障害や死亡と関連し、アシデミア補正に炭酸水素ナトリウムが用いられます。しかし、昇圧剤使用中の患者への有効性は不明でした。
【結果】
昇圧剤使用中の代謝性アシドーシス重症患者500名を対象に、炭酸水素ナトリウム群とプラセボ群を比較しました。主要評価項目である30日以内の主要有害腎イベント発生率は、炭酸水素ナトリウム群40.2%、プラセボ群39.4%であり、有意差はありませんでした(調整差1.2%、95%CI -7.1〜9.4、P=0.78)。
【臨床へのインパクト】
ショックを伴う代謝性アシドーシスの重症患者において、炭酸水素ナトリウム投与は30日以内の主要有害腎イベントのリスクをプラセボと比較して低下させませんでした。この結果は、昇圧剤使用中の重症患者に対する炭酸水素ナトリウムのルーチン投与の有効性に疑問を投げかけ、今後の治療方針に影響を与える可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

