GLP-1受容体作動薬はSGLT2阻害薬やDPP4阻害薬より虚血性視神経症リスクをわずかに高めるか
【背景】
GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)と非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)の関連は不明であり、成人虚血性視神経症(ION)の約75%を占めるNAIONへのGLP-1RAの影響を評価するデータが不足していた。
【結果】
GLP-1RA使用者ではSGLT2阻害薬使用者と比較し、18ヶ月のIONリスクは1万人あたり3.0人増加(95%CI 0.4-5.7)。DPP4阻害薬使用者と比較では1万人あたり3.6人増加(95%CI 1.1-6.1)した。絶対リスクは非常に低かった。
【臨床へのインパクト】
GLP-1RAはSGLT2阻害薬やDPP4阻害薬に比べ、虚血性視神経症のリスクをわずかに高める可能性が示唆された。ただし絶対リスクは低く、残余交絡の可能性も指摘されているため、直ちに処方変更を要するレベルではない。特に50歳以上の男性や心血管疾患・眼疾患を持つ患者でリスク差が大きい傾向がみられたことから、これらの患者への処方時には視覚症状の有無を念頭に置く必要があるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

