多発性骨髄腫、レナリドミド維持療法2年間の固定期間は無期限継続と全生存期間に差なし
【背景】
新規診断多発性骨髄腫の治療では、レナリドミド維持療法が疾患進行まで継続されます。しかし、この維持療法の適切な期間についてはこれまで不明でした。本研究は、標準リスクの患者において、レナリドミド維持療法の期間が全生存期間に与える影響を検討しました。
【結果】
86ヶ月の追跡期間中央値において、無期限継続群と2年固定期間群の間で全生存期間に有意差はありませんでした。7年全生存率は無期限継続群で68.6%、固定期間群で69.0%(差 -0.4ポイント、95%CI -9.0〜8.3、P=0.93)でした。無期限継続群では、グレード3以上の非血液学的有害事象が48.2%と、固定期間群の31.5%より多く発生しました。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、標準リスクの新規診断多発性骨髄腫患者において、プロテアソーム阻害薬とレナリドミド併用による導入療法後のレナリドミド維持療法を無期限に継続することと、2年間の固定期間で実施することの間で、全生存期間に有意な差がないことを示しています。これにより、患者のQOLや有害事象の発生を考慮し、維持療法の期間を短縮する選択肢が臨床現場で検討される可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

