多枝病変DES留置後1年無イベント患者へのDAPT延長は虚血イベントを抑制
【背景】
多枝冠動脈疾患患者はDES留置後12ヶ月のDAPTを受けるが、無イベント患者へのDAPT延長の有効性は不明だった。本研究は、多枝病変DES留置後12ヶ月無イベント患者におけるDAPT延長の有効性と安全性を検証した。
【結果】
DAPT延長群8250例とアスピリン単独群8250例を比較。主要有効性イベント(心血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中の複合)はDAPT延長群で5.8%、アスピリン単独群で6.8%(ハザード比0.82、95%CI 0.69〜0.98、P=0.03)と有意に低かった。出血イベントは両群で差はなかった。
【臨床へのインパクト】
多枝冠動脈疾患でDES留置後12ヶ月間安定していた患者に対し、クロピドグレルとアスピリンによるDAPTをさらに12ヶ月延長することで、アスピリン単独と比較して心血管イベントのリスクを低減できる可能性が示された。出血リスク増加なしに虚血イベントを抑制できるため、今後のガイドライン改訂や臨床現場でのDAPT期間決定に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

