原発性中枢神経系リンパ腫、地固め療法は自家幹細胞移植が非骨髄破壊的治療より優れる
【背景】
原発性中枢神経系リンパ腫(PCNSL)の地固め療法として、自家幹細胞移植併用高用量化学療法(HCT-ASCT)が選択肢だが、非骨髄破壊的化学免疫療法と比較した有効性は不明であった。本研究は、MATRix導入療法後のPCNSL患者におけるHCT-ASCTと非骨髄破壊的R-DeVIC療法の有効性と安全性を比較した。
【結果】
3年無増悪生存期間はHCT-ASCT群で78%(95% CI 69-85)と、R-DeVIC群の51%(41-60)と比較して有意に優れていた(ハザード比 0.43 [95% CI 0.27-0.68]、p=0.0003)。HCT-ASCT群ではR-DeVIC群より有害事象の平均発生件数が多かったが、致命的な重篤な有害事象はHCT-ASCT群で5例、R-DeVIC群で2例であった。
【臨床へのインパクト】
未治療PCNSLに対するこれまでで最大のランダム化比較試験において、HCT-ASCTが非骨髄破壊的治療と比較して無増悪生存期間および全生存期間を大幅に改善することが示された。これにより、MATRix導入療法を完遂した適格なPCNSL患者において、HCT-ASCTが地固め療法の最適な戦略として確立される可能性が高い。日本の診療ガイドラインや治療プロトコルにも影響を与えると考えられる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

