PAH患者への経口プロスタサイクリン受容体作動薬ラリネパグ、臨床悪化イベントを有意に抑制
【背景】
肺動脈性肺高血圧症(PAH)は予後不良の進行性疾患であり、既存治療下でも右心不全や早期死亡のリスクが高い。経口プロスタサイクリンIP受容体作動薬ラリネパグの有効性と安全性を評価するため、第3相試験が実施された。
【結果】
ラリネパグ群350例、プラセボ群337例で検討。主要評価項目である初回臨床悪化イベントは、ラリネパグ群18%、プラセボ群36%で発生し、ラリネパグ群で有意なリスク低下が認められた(ハザード比0.45、95%CI 0.33-0.62、p<0.0001)。
【臨床へのインパクト】
既存のPAH治療を受けている患者において、ラリネパグは臨床悪化イベントのリスクを半減させることが示された。経口かつ1日1回投与のプロスタサイクリン経路治療薬として、PAHの新たな治療選択肢となる可能性があり、日本の臨床現場での導入が期待される。ただし、有害事象による治療中止はラリネパグ群で多かった点に留意が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

