急性胸痛患者の心筋梗塞診断、0/1時間経路は0/3時間経路に劣らず安全だがER滞在時間は短縮せず

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2026-08-29 | DOI:10.1016/S0140-6736(26)01654-5

📄 原題:Safety and efficacy of the 0/1 h pathway for myocardial infarction in the emergency department: an international, pragmatic, stepped-wedge, cluster-randomised, controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 42667934

【背景】

急性心筋梗塞疑い患者の診断には高感度トロポニン連続測定が必須です。ガイドライン推奨の0/1時間経路が、従来の0/3時間経路と比較して安全性と有効性において優れているか、未導入施設での評価が目的とされました。

【結果】

0/1時間経路は30日以内の全死因死亡または新規1型心筋梗塞の複合安全アウトカムにおいて、0/3時間経路に対し非劣性を示しました(調整オッズ比 0.93 [95% CI 0.77-1.13]、p非劣性=0.0004)。しかし、救急部滞在時間の中央値は両群ともに309分で、0/1時間経路による短縮効果は認められませんでした(調整中央値比 1.00 [95% CI 0.97-1.02]、両側p=0.65)。

【臨床へのインパクト】

本研究結果は、0/1時間経路が0/3時間経路と同等の安全性を持つことを示唆しています。しかし、0/1時間経路単独での導入は救急部のスループット改善には直結しない可能性があり、診断時間の短縮以外の要因(例えば、退院基準の明確化や病床確保など)が救急部滞在時間に影響すると考えられます。0/1時間経路導入後の診療フロー全体の見直しが重要です。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

海外論文速報

5大医学誌の最新論文を AI 日本語要約でクイック閲覧

急性胸痛患者の心筋梗塞診断、0/1時間経路は0/3時間経路に劣らず安全だがER滞在時間は短縮せず | 海外論文速報 | メドマッチ

PROFESSOR'S ROUND

現場のプロが選ぶ、
特別な1着を。

洗練されたデザインと最高の機能性を両立した白衣専門店。

公式サイトを見る >
プロフェッサーズラウンドの白衣
上部へスクロール