STEMI多枝病変患者の完全血行再建、機能的冠動脈造影ガイドで予後改善
【背景】
STEMI多枝病変患者には完全血行再建が推奨されるが、非責任病変の治療戦略は未確立。従来の造影ガイドと機能的冠動脈造影(FFRなど)ガイドのどちらが優れているか不明であった。
【結果】
1823例を対象に、機能的冠動脈造影ガイド群と従来造影ガイド群を比較。中央値17.9ヶ月の追跡で、主要複合アウトカム(死亡、MI、脳血管イベント、虚血駆動再血行再建)は機能的冠動脈造影ガイド群で8.9%に対し、従来造影ガイド群で13.7%と有意に低かった(HR 0.62; 95%CI 0.47-0.83; P<0.001)。安全性アウトカムも機能的冠動脈造影ガイド群で良好だった。
【臨床へのインパクト】
STEMI多枝病変患者において、非責任病変に対する完全血行再建は、従来の造影のみでなくFFRなどの機能的評価をガイドとすることで、死亡やMI、脳血管イベント、再血行再建のリスクを低減しうることが示唆された。今後の日本での診療ガイドラインや日常臨床における非責任病変の評価・治療戦略に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

