切除不能早期NSCLCへのSBRTとアテゾリズマブ併用、OS改善せず有害事象増加
【背景】
早期非小細胞肺癌(NSCLC)で手術不能な症例にはSBRTが標準治療です。しかし再発リスクの高い患者におけるSBRTへのアテゾリズマブ追加の有効性は不明でした。本研究はSBRTへのアテゾリズマブ併用が全生存期間(OS)を改善するか検証しました。
【結果】
402名の適格患者がアテゾリズマブ+SBRT群とSBRT単独群に割り付けられました。追跡期間中央値24.8ヶ月で、OSのハザード比は1.04(95%CI 0.69-1.58、片側p=0.58)であり、両群とも2年OSは82%でした。グレード3以上の有害事象は併用群で12%、SBRT単独群で3%と併用群で増加しました。
【臨床へのインパクト】
切除不能早期NSCLCにおいて、SBRTにアテゾリズマブを術前・術中・術後に併用してもOSの改善は認められず、むしろグレード3以上の有害事象が増加することが示されました。この結果は、現時点での切除不能早期NSCLCに対するSBRTへのアテゾリズマブ併用を推奨しない根拠となり、今後の診療ガイドラインに影響を与える可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

