切除不能早期NSCLCへのSBRTとアテゾリズマブ併用、OS改善せず有害事象増加
【背景】
早期非小細胞肺癌(NSCLC)で手術不能な症例にはSBRTが標準治療です。再発リスクの高い早期NSCLC患者に対し、SBRTにアテゾリズマブの術前・同時・術後投与を併用することで、SBRT単独と比較して全生存期間(OS)が改善するかを検証しました。
【結果】
402名の適格患者(アテゾリズマブ+SBRT群201名、SBRT単独群201名)で解析が行われました。OSのハザード比は1.04(95%CI 0.69-1.58、片側p=0.58)であり、OSの改善は認められませんでした。2年OSは両群ともに82%(95%CI 75-87)でした。グレード3以上の有害事象はアテゾリズマブ併用群で12%、SBRT単独群で3%と、併用群で増加しました。
【臨床へのインパクト】
手術不能な早期NSCLC患者において、SBRTにアテゾリズマブを併用しても全生存期間の改善は期待できず、むしろ重篤な有害事象が増加する結果となりました。この結果は、現状のガイドラインにおけるSBRT単独治療の妥当性を支持し、アテゾリズマブの併用は現時点では推奨されないことを示唆します。今後の治療選択において、免疫チェックポイント阻害薬の併用は慎重に検討されるべきです。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

