32〜35週早産児の蘇生開始時、酸素濃度30%と21%で転帰に差は?
【背景】
32〜35週の早産児における分娩室での蘇生開始時の最適吸入酸素濃度(Fio2)は不明であった。本研究は、Fio2 0.30とFio2 0.21で蘇生を開始した場合の転帰を比較した。
【結果】
1818人の新生児が対象となった。分娩室退室時の呼吸補助継続の主要アウトカムに、Fio2 0.30群とFio2 0.21群で有意差はなかった(リスク差 -0.83, 95% CI -4.33〜2.67)。ただし、Fio2 0.30群では、より高レベルの分娩室での呼吸補助(非侵襲的陽圧換気、気管内挿管など)や、分娩室以降の気管内挿管の必要性が少なかった。
【臨床へのインパクト】
32〜35週の早産児に対する分娩室での蘇生において、Fio2 0.30とFio2 0.21のどちらで開始しても、分娩室退室時の呼吸補助継続割合に差はないことが示された。しかし、Fio2 0.30開始では高レベルの呼吸補助や分娩室以降の気管内挿管が少ない傾向が示唆されたため、今後の診療ガイドライン改訂に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

