Ph陽性ALL成人患者、ポナチニブ+ブリナツモマブ併用療法はイマチニブ+化学療法より優位
【背景】
フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(Ph陽性ALL)の治療成績はチロシンキナーゼ阻害薬と免疫療法により大きく改善している。本研究は、成人Ph陽性ALL患者に対する初回治療として、化学療法を含まない治療法の有効性を検証した。
【結果】
236名の患者を対象とした無作為化比較試験の結果、24ヶ月時点のイベントフリー生存率はポナチニブ+ブリナツモマブ群で86%、イマチニブ+化学療法群で67%であり、有意な差が認められた(P<0.001)。また、微小残存病変陰性生存率も前者が68%、後者が42%と優位であった。
【臨床へのインパクト】
成人Ph陽性ALLの初回治療において、ポナチニブとブリナツモマブの併用療法は、従来のイマチニブと化学療法の併用療法よりも優れた治療成績を示した。化学療法を含まないこの治療法は、骨髄移植を受ける患者の割合も少ないことから、患者のQOL向上に寄与し、今後の標準治療となる可能性が示唆される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

