【背景】
活動性関節リウマチ(RA)患者に対し、RACAT試験でトリプルセラピーがエタネルセプト+メトトレキサート(MTX)に非劣性であることが示されました。本研究では、この2つの治療法を初回治療戦略として費用対効果の観点から比較しました。
【結果】
24週間の解析では、エタネルセプト+MTXがわずかにQALYを増加させましたが、薬剤費が大幅に高額でした。ICERは、24週で270万ドル/QALY、48週で98万ドル/QALYでした。生涯解析では、エタネルセプト+MTXが0.15QALYの増加に対し、77,290ドルの費用増となり、ICERは521,520ドル/QALYでした。
【臨床へのインパクト】
トリプルセラピーを試さずに生物学的製剤を初回導入すると、費用が大幅に増加する一方で、QALYの増分はごくわずかであることが示唆されました。日本のRA診療においても、活動性RA患者への初回治療として、費用対効果の観点からトリプルセラピーの優先的な検討が推奨される可能性があり、保険診療上の位置づけやガイドラインの見直しに影響を与えるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
