【背景】
重症心不全に対する左室補助人工心臓(LVAD)は生存期間とQOLを改善するが、非外科的出血が大きな合併症。アスピリンとビタミンK拮抗薬の併用が慣例だが、その有効性と安全性は確立されていなかった。
【結果】
LVAD装着患者において、アスピリン中止群はアスピリン併用群と比較し、12ヶ月時点での血栓塞栓イベント非合併生存率が74% vs 68%で非劣性が示された(群間差6.0%改善、97.5%CI -1.6%)。非外科的出血イベントはアスピリン中止群で有意に減少した(相対リスク0.66、95%CI 0.51-0.85、p=0.002)。
【臨床へのインパクト】
この結果は、完全磁気浮上型LVADを装着した重症心不全患者において、ビタミンK拮抗薬との併用療法からアスピリンを除外することが、血栓塞栓リスクを増加させることなく出血イベントを減少させる可能性を示唆する。国内のLVAD管理における抗血栓療法プロトコル見直しの議論に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
